合同会社 Vets Consulting様
犬の産科診療に特化した動物病院を運営する合同会社Vets Consultingは、子犬の売り手(ブリーダー)と買い手をオンラインでつなぐWebマッチングサービス「Pet Agent」の開発に挑みました。
マイナビTechTus Engineeringのオフショア開発支援のもと、約6ヶ月・約900万円で要件定義から開発・リリースまでを完遂。
システム開発が初めてのお客さまに寄り添いながら、ベトナムの開発チームと一体となってプロジェクトを推進した事例をご紹介します。
開発プロジェクト概要
開発支援前の顧客課題
開発支援内容
開発支援後の成果
合同会社Vets Consulting 小吹様
犬の産科診療に特化した動物病院を運営。
妊娠・出産のサポートに加え、ブリーダーの経営支援にも取り組む。
2026年4月からは大学院にも在籍し、犬の周産期対応、とくに帝王切開術に関する研究に携わる。
マイナビ 営業担当 竹内
マイナビ 開発サポート担当 久保

まず、今回開発されたサービスについて教えてください。
犬の売り手(ブリーダー)と買い手をオンラインでつなぐWebマッチングサービスです。
ブリーダー向け管理機能・記事投稿機能・お気に入り機能などを。
もともと犬の産科診療をやっていて、妊娠・出産まではサポートできていたんです。
でも、ブリーダーさんの経営を考えると、その先の「子犬の販売」までサポートできたら、より事業として寄り添えるなと思いました。
そこで、子犬を買いたい人と売りたい人がネット上でマッチングできるサービスを、うちの病院から提供できたらいいなと考えたのがきっかけです。
獣医さんが運営するペットショップというのは珍しいですよね。
そうですね、ほとんどないと思います。
でも僕は、今後ペットを飼う人が減っていくと想定している中で、動物病院も厳しくなっていくと考えています。
専門性に尖った病院や、選ばれた病院にしか患者さんが来なくなる時代が来る。
そうなったとき、窓口になれる病院が増えてくるかもしれない。
産科診療からブリーディング、販売まで一貫したサービスを提供することで、そこを目指しています。
開発会社はどのように探されたのですか?
補助金の採択を受けた際に、いろんな開発会社さんからお声がけをいただいたので、その中から3〜4社と面談して比較しました。
自分から探したというよりは、見つけてもらった感じですね。
その中でマイナビを選ばれた決め手は何でしたか?
「マイナビ」の名前が目に入って、「これは俺でも知ってるぞ」と(笑)。
ネームバリューに惹かれて面談してみようと思いました。
実際に話してみて、決め手は二つありました。
一つは「ノリ」。オンラインでも話しやすい雰囲気がありました。
もう一つは「意思疎通のしやすさ」です。
他の会社さんだと海外のスタッフしかいないケースもあったんですが、マイナビさんは「ベトナムの開発チームと、マイナビさんと、私の3者で一緒に面談しましょう」と言ってくれて、意思疎通がしやすそうだなと感じました。
そうですね。
小吹さんがやりたいことをベトナム開発チームのメンバーが図解・可視化して、面談に参加していました。

プロジェクトを進めていく中で、印象に残ったことはございますか?
正直、別世界でしたね。
画面定義書のレビューとか、もうマトリックスの世界ですよ(笑)。
文字がブワーッと並んでいるのを「チェックしてください」と言われて、かっこいいなとは思いましたけど、大変でした。
まったくの門外漢の私からすると難しかった。
それでも進んでいったので、よかったなと。
本当に診療の合間や夜間救急の前の時間に、30分だけでも定例ミーティングの時間を作ってくださいました。
移動の合間にも出ていただいて。
でも、自分の思っていることはちゃんと伝えられたし、それがしっかり反映されていたので、オンラインだから不安だと感じたことはなかったです。
逆に直接会えなかったのが悔しかったくらいで。
すごく信頼していただきました。
お忙しい中でもQAは必ずやっていただけて、本当にありがたかったです。
利用規約の作成では弁護士さんをご紹介したり、AWSのインフラ構築もすべてお任せいただいたり。
ここまで任せていただけることは珍しいので、だからこそちゃんとやらなければ、というプレッシャーがありました。
ベトナム側のチームも同じ気持ちでした。
小吹さんのお人柄がベトナムのメンバーにも伝わっていて、「この予算内で必ずやり切ろう」と全面的に協力して取り組めました。
補助金の関係で予算を超えられないという事情もあり、チーム一丸となって取り組めたと思います。
今後の展望を教えてください。
開発したサイトは、繁殖引退犬の里親マッチング等への活用も検討しています。
病院としては、産科診療をさらに尖らせていきたい。
具体的には、犬の精液の凍結保存や精子バンクの構築、凍結精液を使った人工授精といった分野に注力していく予定です。
日本ではほとんど誰もやっていない領域なので、ここで差別化していきたいと考えています。
また、関東圏にもう一つ産科診療の拠点を作ることも構想中です。
里親事業のフランチャイズ化も進めていて、現在5拠点まで広がっています。
マイナビでも2026年春にトリミングサロンと飼い主をつなぐ新サービス「HugWag」(ハグワグ)をリリース予定ですので、どこかでコラボレーションできたら嬉しいですね。
ぜひ! 僕はいろいろやっていきますよ。