株式会社Ludiam様
株式会社Ludiamが提供する共有型スケジュール管理アプリ「Divvy up (ディヴィーアップ)」の開発を、マイナビTechTus Engineeringが要件定義からリリースまで支援しました。その事例をご紹介します。
開発プロジェクト概要
開発支援前の顧客課題
開発支援内容
株式会社Ludiam 代表者 髙木様
マイナビ 営業担当 谷口
マイナビ 開発サポート担当 岡林

今回マイナビTechTus Engineeringでご支援させていただいた「Divvy up」開発の背景を教えてください。
「Divvy up」は、共有型のスケジュール管理アプリです。
特徴は、自分の予定を作成できるだけではなく、SNSのように家族や友人をフォローし、お互いの予定を気軽に共有できる点です。
このアプリの着想に至ったきっかけは、私自身が情報収集の大変さを感じた経験でした。
私は趣味のひとつとしてEスポーツ業界の情報を日常的に収集しているのですが、さまざまなサイトやSNSに分散しているイベント情報を拾うのが大変で…。
そのとき「全てのイベント情報を一元管理できるアプリがあれば助かる」と思ったことから「Divvy up」を構想しました。
どのような観点でパートナー企業を選定されましたか?
システム開発を依頼するのははじめてで、依頼先の候補を20社ほど挙げ、開発方法、金額、サポート内容などを総合的に比較しながら精査しました。
特に重視したのは開発方法です。他社ではノーコード開発の提案もありましたが、アプリの拡張性も考え、自分が今後目指す方向性に合うかを慎重に検討した結果、今回はフルスクラッチ開発が良いと考えました。
マイナビTechTus Engineeringに発注いただいたポイントは何でしたか?
金額面もありますが、最終的な決め手はマイナビの営業担当である谷口さんの熱量でした。
さまざまなシステム開発会社の方とお話しさせていただくなか、谷口さんは親しみやすい印象で「この人なら任せても大丈夫だ」と感じましたし、マイナビ様は私も知っている会社なので問題ないという安心感もありました。
御社にとってはじめての開発をご支援させていただき、我々としても嬉しく思います。
ご発注いただく前、たまたま開発チームであるMynavi TechTus Vietnamのメンバーが来日するタイミングがあり、オンラインだけではなく対面でもコミュニケーションを取らせていただきましたよね。
そうですね。これまでも仕事で海外の方と関わることはありましたが、そうした経験と比べても、開発チームの方の日本語が思っていたよりも上手で、コミュニケーションもきちんと取れそうな印象を受けました。

ご発注後の開発プロジェクトについては、いかがでしたか?
開発プロジェクト中は、週1-2回オンライン定例でコミュニケーションを取りましたよね。大きな問題が起きることもなく、すんなり進んだ印象です。
進捗管理もしっかりしていましたし、こちらの質問やフィードバックも内部でしっかり検討していただいている印象を受けました。
ただ、定例が長引くこともあったので、通訳の時間も考慮してタイムマネジメントをしていただくと良いのかなと思いました。
たとえばこちらの質問に対して、開発チームの窓口担当者が日本語からベトナム語に通訳してエンジニアへ確認することがありますが、通訳を待つ時間が長いように感じることがありました。
また、細かい仕様や表示内容が異なり、修正が必要なこともあったので、開発を依頼する側も責任をもって細部まで確認することが大切だと感じました。
定例の進め方については、開発プロジェクト中の顧客アンケートでもご指摘いただき、改善に向けて弊社でも定例会時短の対策に努めて参りました。
開発チームと定例の事前準備を行なったり、定例でマイナビがタイムマネジメントしたりしながら、高木様にもご連絡を差し上げてご意見をお伺いしましたね。
そうですね、マイナビのお2人とも比較的多く連絡をとっていたと思います。
開発サポート担当の岡林さんは、話が複雑になった際に開発チームにわかりやすく伝えてくださいましたし、営業担当の谷口さんには「何かあれば気軽に連絡してください」というお気遣いもいただきました。
個人的には、実現したい理想と、予算などの現実のバランスをとる難しさがあったと感じます。
開発チームが「予算内では実現が難しい部分を明確にし、現実を伝える役割」だとすると、私は高木様が持つ理想にできる限り寄り添いながら、理想と現実の間を取り持つことを意識して、ご支援をさせていただきました。
最後に「Divvy up」の今後の展望について教えていただけますか?
予定通りリリースが完了し、現在も問題なく稼働しています。今は自分でも実際にアプリを使いながら、改善点や今後の展開を考えているところです。
まずはユーザー数を増やし、より多くの方に利用していただけたら嬉しいです。
